この6月から9月と、雨と台風に悩まされるシーズンで、昨年の台風の
水害が頭をよぎります。現在も沖縄で台風の災害で停電。この暑さで
クーラーも使えないと思うと他人事ではありません。地震も同様で、大きな
災害の準備は常に考えておく必要があります。「南海トラフ地震」
の危険性もずっと言われているので、いま一度ご自宅の防災対策を見直
してみましょう!
「非常用持ち出し袋」
これは災害発生時または事前非難をする時に持ち出す、自分や
家族が必要とする最低限の品を収めた袋のこと。最近ではホーム
センターやネット通販などでも、まとめてセットになっているもの
を見かけます。手軽に購入できるので、お年寄りにもオススメです。
ずっと前に用意したものがあるから安心と思わず、しっかりと中身のチェック
をまずはしてみましょう。
購入当時と状況がかわり、必要な物が変わっているかもしれません。また、
長期保存用だからと油断していると、食品の賞味期限が切れていることもあります。
買って安心するのではなく、定期的にチェックしましょう。(カップ麺が意外と賞味
期限が短いって最近気づきました。)
そして大事な置き場所は、持ち出しやすい「玄関」が最適です。
急いでいる時に逃げ遅れ、収納の奥で出すのに時間が掛かっては無意味
だからです。
あと、地震での被害で多いものが家具の転倒による下敷き事故。
大地震の際に倒れた家具の下敷きになって怪我をしたり、
亡くなったりする方も少なくありません。
大地震が来たら「必ず家具は倒れる」と考え、つっぱり棒を使ったり、
壁に固定して倒れない様な対策をしておきましょう。勢いよくTVや冷蔵庫が
飛んできたら命に関わります。
そんな被害を防ぐ為にオススメなのが「耐震ラッチ」です。キッチンの
食器棚など最近は付いてあるものが増えましたが、無い所には付けた方
がいいでしょう。一定の震度以上の揺れを感じると自動的に扉をロックして
くれるので安心できます。
いざ災害が起きて、どこかに避難しなきゃ!という事態になった時に慌てない為に、
避難場所の確認、連絡の取り方、などを前もって家族で話し合っておきましょう。
命に関わる様な大きな災害は毎年日本各地で起こっています。自分の地域は大丈夫
という保証はどこにもありません。これが、自然災害。用心に用心を重ねても、
用心しすぎ!と言うことはありません。自分や家族の命を守る為に、事前の備え
をしておきましょう。
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