今回改正空き家対策特措法が可決、成立しました。空き家、家の管理の確保、
活用の拡大など、空き家対策が総合的に強化さたのです。大きな見直しの1つが、
空き家管理の強化です。
放置しておくと、特定空き家とされ、空き家を、新たに
「管理、不正空き家」と位置づけ、市区町村長が措置を指導、勧告できるようになり
、
勧告を受けると固定資産税の住宅用地特例が解除されます。
空き家を放置しておくことのデメリットが高まることから、所有者の空き
家管理の意識が高まり、放置せず、賃貸したり、売却したりという考えに
繋がり空き家を空き家にしないことが期待されます。もう一つ注目される
改正が、市区町村長「空き家等活用促進区域」を定め用途変更や建て替え等
を促進することができるようになったことです。
様々な規制で、空き家活用が難しいケースがあります。その規制を合理化し、
使えるようにすることです。(全てではありませんが)
特に相続したが使いようがなく、先祖からの住宅を手放すのに引っ掛かる方の
空き家としてで放置されている空き家は多く見られます。こうした空き家が、
地域の資産として活用されることに今後は期待がかかっています。