愛知県では、保護者の休みに合わせて平日でも学校を休める制度
「ラーケーション」が、今月、始まりました。このラーケーション
の語源は『ラーニング』と『バケーション』からきています。
総務省の統計によりますと、土曜に働いている人は、全国で約43%、
日曜日も3人に1人が働いているという結果が出ています。
私達は、確かに自分のメインの仕事が土日である事もあり、なかなか
家庭サービスが出来ない状況にあります。また、土日に休みが取れても、
行く先は平日の2~3倍と旅先の宿泊費用は高く、行く先の混雑は
免れず、結局はそのままという流れが一般的でした。
愛知の公立の小・中学校や、高校などでスタートしたこの取り組みでは、
校外学習などを保護者と行う「ラーケーションの日」として届け出ること
で、年間最大3日まで取得でき、「学び」があれば、旅行に行っても、
欠席にはならない制度です。
勉強についていけるか?など、懸念は教育現場にあるようで、愛知県
内でも、名古屋市だけは、今回、制度の導入を見送っています。
それでも、子どもたちが、保護者の休みに合わせて、学校を休むことが
できるのは、家族の思い出作りや、絆を深めることだと思うので、
先陣を切って上手くいってもらえればと思います。
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