以前はトイレに窓を付けるというのが普通でしたが、最近の家ではトイレには
窓を付けないというケースも増えてきているのをご存じでしょうか?
トイレに窓を付けるメリットとして挙げるとしたら、
①光を入れること
②換気を良く風を通す事
が主な理由として挙げられます。
昔の家は現在の家のトイレほど清潔感がある訳では無かったので(ぼっとん便所)、
この光と風を入れるというのは重要な役割を持っていました。
その一方、今の家はトイレに換気扇が付いているのも当たり前で、ホテルや
マンションでは窓が無いのが普通で、それで困るというケースは無いでしょう。
このように、トイレに窓があるメリットというのは昔に比べてかなり小さくなっています。
まず、トイレに窓を付けない場合のメリットを挙げるとしたら、
①家の断熱性能が上がること
②窓の費用が必要なく、防犯性も向上すること
➂家のプランの自由が利くこと。
が挙げられます。どうしても窓を付けるとなると、壁側にトイレを設置する必要が
ありますが、トイレに窓が無くて良ければ、極端な話トイレを家の中心にでも配置
が出来るのです。
逆にトイレに窓が無い場合のデメリットとは何かというと、①窓が無ければ自然の光は
入ってこないので、
①明るさの面ではマイナス。
②窓が無いと自然の風通しが出来ない
などが挙げられます。
それでも窓が無いからと言ってトイレの換気ができないという事は全く無く、換気扇の性能
が上がっているので換気扇だけで十分換気することができます。今の家は計画換気となっており、
トイレの換気扇で家中の空気を入れ替えるというケースもよくあるので(第2種換気)、
窓があることで換気の面でメリットが大きいという訳ではないのです。
そう考えると、基本的にトイレに窓が無い場合のデメリットは、「自然の光が入らない」
という事ぐらいでしょう。
光が入らない間取りにトイレがあったら無理やり窓を付ける必要は無いという事です。
2階の明るいトイレには窓を付けてもいいかもしれませんね!!
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