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    よく使われる外壁材

    2023/09/28
    お家づくりサイディング外壁
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    よく使われる外壁材

    お家づくりをする中で、外観は家の顔という事もあり、「外壁選び」は多くのお客様

     

    が悩まれます。そこで本日は外壁に関するアレコレを説明していきたいと思います

     

    よく使われる外壁材3種

     

    ①窯業系サイディング② 金属サイディング(ガルバリウム鋼板)③ 塗り壁

     

    上記外壁3種をのメリット・デメリットをご紹介していきます。

     

    ① 窯業(ようぎょう)系サイディング

     

    弊社もそうですが、住宅業界全体で見ても一番よく使われているのがこの「窯業系

     

    サイディング」です。セメント質や繊維質の原料を混ぜ、板状にした物になります。

     

    【メリット】①色柄・デザインが豊富でデザインの自由度が高い。②初期費用が安くコスト

     

    パフォーマンスが高い。③優れた防火性能がある。

     

    デメリット】①本物の質感には劣る②素材的に熱を溜めやすい③メンテナンス頻度が他と

     

    比べると少し高い。

     

    対策・・・熱の溜めやすさに関しては、近年「通気構法」と呼ばれる施工を

     

    行っており、外壁材と家本体壁との間に通気層を設けて、遮熱だけでなく、壁体内の結露

     

    を防ぎ、家全体を長持ちさせる事が出来る。サイディングのメンテナンス頻度は印刷・塗装

     

    技術があがり、親水性塗装(雨水でセルフクリーニング)、光媒体機能付きの外壁材(太陽光で

     

    汚れを落とす、)が豊富に登場していることもあり色褪せや汚れに強く、長年綺麗な外壁が続く

     

    ものが増え、少しづつメンテナンス間隔が伸びてきています。また、外壁を繋ぐ外壁材の目地を

     

    埋める「シーリング」ですが、通常10年程度で硬くなり割れてしまう為メンテナンスが必要です。

     

    しかし!最近では30年相当の対候性を持つシーリング材も登場!また、シーリングレスのサイデ

     

    ィングなど初期費用は上がってしまいますが、メンテナンスコストを低減出来るので長い目で

     

    見るとお得です。

     

     

     

     

    ② 金属サイディング(ガルバリウム鋼板)

     

    シンプルモダンな外観の住宅でよく採用されている外壁材と言えばガルバリウム鋼板!

     

    鋼板などの金属表面材で断熱性能のある芯材を挟んだ外壁材です。

     

    【メリット】

    ガルバリウムなら金属質なのに錆びにくい。

    ②軽い素材なので耐震性が高く地震に強い。

    ③「熱貫流率」が低く断熱性能が高い。

     

    【デメリット】

    錆びにくいが錆びない訳ではない

    ②初期費用が少し高め。

    ③傷や凹みには弱い。

     

     

    対策として・・・ガルバリウム鋼板はメンテナンスが少なく済む外壁材では

     

    ありますが、塩害には弱いので、海に近い地域ではあまりお勧めはしませんが

     

    どうしてもという場合には年に数回にホースで水をかけてあげるとに錆びにくく

     

    することが出来ます。ガルバリウム鋼板は昔の金属系外壁材に比べ強くはなりま

     

    したが、やはり傷や凹みには弱いのが特徴です。

     

    なるべく凹みにくいものにしたければフラットではなく「スパン系」と呼ばれる

     

    凹凸のあるデザインを選ばれるものがお勧めです。

     

    ③ 塗り壁

     

    わたしの家は塗り壁で、こての使い方で、見た目や雰囲気が変わるので、結構悩んで

     

    決めました。一般的な塗り壁は、下地としモルダック、ラスカットという下地を張りその上に

     

    職人が手作業で塗料を塗り上げて完成させます。

     

    表面に塗られる塗料には、土や石灰をベースとしたものが使われますが

     

    最近ではジョリパッドの様な砂をベースにした塗料が多く採用されています。

     

    メリット】

    1. 手作業による素材の風合いとオリジナリティ
    2. 豊富な塗りパターンや色数
    3. つなぎ目が無い!
    4.  

    【デメリット】

    1. コストが高い
    2. 仕上がりが職人の腕に左右されやすい
    3. ひび割れがおきやすい

     

    対策として・・・・手作業ということは職人さんの腕前の差が出やすいと言うこと!

     

    塗りあがった後に、何か思ってた感じと違ったな…とならない様しっかりした事前の

     

    打ち合わせ、塗りサンプルを作ってもらうなどで対策をしましょう。

     

    目地が無く外壁が一体化しているため、どうしてもひび割れは発生してしまいます。

     

    ひび割れは見た目も悪いですし、大きい物になると雨水が侵入する原因にもなりますので

     

     

    また、軽いひび割れ(ヘアークラック)であれば簡単に補修が可能です。

     

    また、近年は伸縮性と高対候性でひび割れしにくい商品もあります!

     

    今回は、よく見かける外壁材3種のご紹介をさせて頂きました。

     

    それぞれメリット・デメリットありますが、同時に対策も可能です!

     

    理想の外観に仕上げる為の参考にしてみて頂ければと思います。

     

     

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